今更ですが、「どろろ」を読みました。
知り合いのとこのBBSで、みんなあまりに当たり前に知っていたので、
「えーっ、そうなのか、一般常識だったのか」と思い、
びっくりして反省し、コンビニ版を買って読みました。
ちょうどやすんだしね。幸い昨日早寝して、今日も午前中よこになっていたら、
熱はさがりました。
精神疲労に一番効くのは昔からまんがです、わたしの場合。
高校生のときはいやな気分のときは必ず24条にあったわたぶみしょてんという本屋で
まんがをたちよみして帰りました。
さて どろろ ですが、
「あたりまえ」と言われそうですが、面白かったです。
終わり方は唐突でしたけれども、なにやら雑誌の都合で打ち切りになったとかいうことだったので、それは仕方ないと。
でも続きがあったら、もしかしたらさらに偉大な名作だったもしれないと思わせるところがあり、
そこんとこは残念です。
途中で、それまで百鬼丸にどろろがついてきていたのに、そこが急激に反転するところがあったりしますが、まるでちょっとしたギャグのように、「そういうことがあるもんだ」みたいなコメントがはいっていますが、道連れの旅というものは、いろいろな作品内で、そうであるのをみかけます。ちょっと違うが、竜を追う者はまた自らも竜と化す、みたいな、そんな感じなのかもしれないですね。や、もしかしたら、ネタに飽きてひねっただけかもしれないけど(笑)。
水木しげるにみせてやりたいみたいなギャグもありましたが、あれもなんか解説読むと、ぼろっと出た本音だったらしいですね。そうか、水木しげるか、みたいな。ちょうどわたし数日まえ、偶然、15年くらい読みのこしていた水木さんの「不思議旅行」の最後20ページくらいをさらさらと読み切ったところだったので、どうやら今水木さんパワーによばれているかもしれません(笑)。よみのこしたところは、ちょうど美輪明宏さんとかのことがかいてあるところでしたね。美輪さんは、ただいるだけで好きです。別に、なんもいわんでも。もうお年寄りだけど、ぜんぜん、そういうこと関係なしに美しいとおもいます。
わたしはブラックジャックは比較的早い時期に、たしか小学校の高学年で、全部読んだんですが、外科手術の切開箇所がばーんとかかれているので、びっくりしたものでした。珍しいですよね、そういう体のなかのものって。ピノコちゃんの戦慄の誕生秘話は本当に物凄い着眼点と物凄い漫画ならではの発展・肉付けで驚嘆でしたが、百鬼丸が原型といわれてなるほどでした。妖怪ものの設定を外科医学ナイズしたわけかー、それでああなったのかー、みたいな。納得。
どろろはちょっと映画もみてみたいですね。ニュージーランドロケかあ、みたいな。DVDになったら見ようかしら。どっちかというとウェンツのキタロウのほうが見たいですけど(笑)。
わたしはけっして手塚治虫の絵は好きではないのですが、でも表現力豊かで、動きが生き生きとしているので、きっといい絵なんだろうと思います。なにをしているところなのか、どういう気持ちなのか、はっきりとわかるし、情報がとてもよく伝わってくる。あとは話のはこびが面白いし、アイデアも斬新で、何よりプロットが強靭なので読ませてしまうような部分が大きいと感じます。
やっぱり名人のものした名作ですね。